キャリア教育コーディネーターの荒川です。
新学期を迎えたくさんの方がスタートする時期ですね。
そんな時期子どもの習い事で「何がいいのだろう?」とお考えではありませんか?
将来につながる習い事?たくさんあって何が子どもにいいのだろう?
私も子どもが小さい時は子どもの為に何がいいのかを考えました。
現在、高校1年生と大学1回生になった娘にインタビューしてみました。
「小さい頃習ってよかった習い事は?」「習えて感謝していることは?」
その内容をもとに子どもに感謝された習い事ベスト3を記述します。
娘が話していた内容もいれて記事にしましたので、習い事で悩まれている方への参考になれば幸いです。
【ベスト3】みんなが楽しめる「サッカー」
ベスト3はサッカーです。サッカーといえば男の子のスポーツの印象が強いかと思いますが、娘は小学校低学年時にサッカークラブに週一度通っていました。
きっかけは家族でテレビで見ていてかっこいいなと思った事と、仲のいい男の子との遊びで興味を持ったことのようです。
はじめは本当にやりたいのか疑問に思い体験教室を申し込みました。体験後、「絶対やりたい!」と気持ちがさらに高まったようで娘のサッカー教室通いが始まりました。
ボールと空き地があればどこでも楽めるので、習ってからは家の前で自主トレをし、ますます男の子とも活発に遊ぶようになりました。
サッカーを通して一年中誰とでもすぐ打ち解け遊んでいるのを見るのはとても微笑ましかったです。
娘から
体力がつくというのはもちろん、チームで戦う楽しさ、個人スキルアップの難しさ、勝つ事の喜びや負ける事の悔しさなど精神面でも大きく成長する事ができたのではないかと感じています。
【その2】音符が読めて歌が上手になる「ピアノ」
ベスト2はピアノです。ピアノは姉妹で長い間習っていました。始めたのは娘が4歳ぐらいでした。近所にとても評判のいい先生がおられたので一度体験させていただき、その後習いにいきました。
4歳から高校生まで習い、ピアノを習った事で音楽が大好きになり歌も上手になったと思います。
とても優しい先生で怒ったりしない方だったので長い間楽しくピアノに触れていました。
娘から
ピアノを習って良かったと思ったことはたくさんあります。
まず、音符が読めるになった事はとても良かったです。
音符が読めるので、音程がわかり歌が上手になりました。
音楽の発表会では指揮者をやったり、音楽の授業で積極的にできたのもピアノを習っていた事が大きかったです。
【ベスト1】体力がついて喘息が改善「水泳」
ダントツでベスト1なのが水泳です。姉妹で習っていました。長女は5歳から、次女は3歳からです。中学校にあがるまで続けていました。
体力もつき、どの泳ぎ方もとても綺麗でした。家族で海やプールに行った時も泳げるので安心して見ていられることが多かったです。
また、耳鼻科の先生にこの子は喘息をもっていたが、スイミングをしていた事でそれが改善したと褒めてもらった事が印象的でした。
娘から
水泳を習って本当に良かったと思います。
まず、基礎体力がついた。どの泳ぎも泳げるようになったので体育のプールのテストはいつもAでした。先生から前で見本としてお願いされ泳いだ事もあります。
あまり風邪などひかないのも水泳で鍛えた体があるからかなと思います。
まとめ
すべて子どもから習いたいと言われ体験に行き「やりたい!」と言ったものです。
その中から子どもが習って良かったと言ったベスト3をまとめてみました。
子どもがいつ何に興味を持つかは、まわりの環境などで変わります。
我が家の場合は、どの習い事も通いやすい場所にあり、送り迎えの心配などなかったこと
指導者の先生との相性が良かったこともあり楽しく続けられました。
サッカーはたくさん一緒に遊びました。ピアノは曲をリクエストして弾いてもらい、姉妹で連弾をしているのは微笑ましかったです。海やプールでは、家族で泳ぎの競争したりし習い事を通じて家族で楽しめました。
一番印象に残っているのはやはり水泳教室です。水泳教室では2ヶ月に一度進級テストがあり、その度にドキドキして観覧席から見ていました。
小学6年生の最後のテスト日は緊張しました。1級のテストに2回ほど落ちて、今月合格しないと(中学生になり通えなくなる・スイミング教室の閉館)2級のままになってしまう。娘のなんとしても1級に合格したいという強い思いがあったので、家族で市のプールに行き自主練習に付き合いました。テストの何日か前には体調などを気をつけて迎えたテスト日は家族みんなで応援にいきました。
練習した甲斐があり見事合格した夜は、家族でケーキを買い「1級おめでとう」のプレートをつけてお祝いしました。一級まで頑張り、達成した喜びを味わえたことは娘だけでなく家族にもいい経験ができました。
最後に
まず、子どものやりたいの気持ちを大切にし、体験教室などに行ってみて様子をみるのがいいのかと思います。
体験教室で親も知らない表情や能力に出会えるかもしれません。
習い事は、発表会や進級テスト(試合)などのイベントも増えます。
子どもさんと一緒に緊張したりする経験、家族で一緒に成長を楽しむ機会にしていただけたらと思います。
以上、子どもに感謝された習い事ベスト3でした。
作成者:荒川 由規(あらかわ ゆき)
キャリア教育コーディネーター/コーチ
人生の花を咲かせようをテーマに一人ひとりの個性や可能性を引き出し成長する場を創るキャリフラワーを運営。
キャリア教育コーディネーターとして、小学生から大学生までのキャリア教育(インターンシップ)のプログラム開発・コーディネート全般を担当。また、子育て世代のお母さん対象にコーチングを実施しています。